
OKXっていう海外取引所ってどんな取引所?
メリット・デメリットを初心者にもわかりやすく教えてほしい



このような悩みを解決する記事を書きました。
OKXは、Huobi(フォビ)やBTCCと並ぶ「中国三大取引所」の1つとして有名な取引所です。
最近では、話題のスウェットコインが上場したりと有名な銘柄をすぐ取り扱う取引所でもあります。
今回は、そんなOKXについてどんな取引所なのか?メリット・デメリットを初心者にもわかりやすく解説していきます。
それでは、見ていきましょう。
OKXとは?


OKXは2017年に設立された仮想通貨取引所です。
世界180カ国、2000万を超えるユーザーに支持されています。
Binance(バイナンス)やcoincheck(コインチェック)同様の中央集権取引所(CEX)でもあります。
ですが、将来的に仲介業務を完全になくすことにコミットしている点で他の取引所とは一線を画しています。
2022年3月7日にはイングランドのプロサッカーチーム、マンチェスター・シティFCと複数年のパートナーシップ契約を締結したことも明らかになりました。
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OKXは今まさに注目が高まっている、人気の取引所です。
取引所名 | OKX |
設立年 | 2017年 |
所在地 | マルタ島 |
取扱銘柄数 | 600銘柄以上 |
取引種類 | 現物取引、先物取引、オプション取引、 パーペチュアルスワップ |
日本円入金 | 不可 |
金融庁から警告 | なし |
スマホアプリ | ◯ |
OKXを利用する5つのメリット


OKXを利用するメリットは以下の5つです。
- 取り扱い通貨が豊富
- 各種手数料が安い
- 流動性が高く売買しやすい
- ステーキング機能がある
- 定期的にIEOを実施
それぞれ詳しく解説していきます。
①:取り扱い通貨が豊富
OKXでは、2022年9月現在で600種類以上の仮想通貨が取引可能です。
国内大手のコインチェックが17種類なので、国内取引所と比べると、とてつもない数の仮想通貨を取り扱っていることがわかります。
OKXは、ビットコイン以外の仮想通貨を指す「アルトコイン」の中でも、時価総額の低いコインを多く取り扱っています。
例えば、OKXに上場しているSHIB(シバイヌコイン)は、2021年に約50万倍の価格まで高騰したのが話題ですね。



少額投資でも大きいリターンが狙えるチャンスがあります。
②:各種手数料が安い
OKXでは入金手数料については無料です。出金手数料は通貨の種類に応じて異なります。
最も特徴的なのは取引手数料です。OKBの保有量と30日間の合計取引量、資産残高によって手数料体系が変わります。
取引する仮想通貨の種類によって若干違いますが、おおよそ以下の範囲内です。
Maker | Taker | |||
最低の手数料 | 最高の手数料 | 最低の手数料 | 最高の手数料 | |
現物取引 | 0.03% | 0.08% | 0.02% | 0.1% |
先物取引 | 0.01% | 0.02% | 0.02% | 0.05% |
パーペチュアルスワップ | 0.03% | 0.02% | 0.02% | 0.07% |
オプション取引 | 0.01% | 0.02% | 0.02% | 0.05% |
例えば、現物取引の手数料を他の取引所と比べた場合、比較的手数料が安い水準であることがわかります。
Maker | Taker | |
Binance | 0.02%〜0.1% | 0.04%〜0.1% |
bybit | 0.1% | 0.1% |
bitget | 0.2% | 0.2% |
③:流動性が高く売買しやすい
OKXは24時間取引高において、現物取引で世界第4位(約4,000億円)、デリバティブ取引では世界第2位(約2兆円)にランクインした実績があります。
OKXで採用しているのは、「販売所形式」と呼ばれる取引所とユーザーが通貨を売買する方法ではなく、ユーザー同士が直接取引を行う「取引所形式(板取引)」です。
板取引に参加するユーザーが多いほど、売買が成立しやすいです。
流動性の高さはトレーダーにとってプラスに働くとため、取引しやすい環境ができているのはOKXの大きなメリットといえるでしょう。
④:ステーキング機能がある
OKXには、ステーキング機能が備わっています。
一定期間に仮想通貨を預けることで利息を受け取れるサービスです。
BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)など有名通貨やUSDT(テザー)のようなステーブルコインだけではなく、
さまざまな通貨に対応しているため、安定的に長期で資産を増やしたい方には、おすすめの機能になっています。
⑤:定期的にIEOを実施
IEO(Initial Exchange Offering)とは、仮想通貨取引所が主体となって新規上場する通貨の販売を行う仕組みです。
従来行われてきたICO(Initial Coin Offering)による資金調達と比べて、取引所における審査をクリアした通貨が販売されるため、
ある程度の信頼性が担保された状態でユーザーが通貨を購入できるのが特徴です。
OKXを利用する2つのデメリット


取引所を利用する前にデメリットを知っておくのは、非常に大事です。
なぜなら、自分に合った使い方ができ取引をスムーズに進められるからです。
デメリットは以下の2つです。
- 日本語に非対応
- 日本円入出金ができない
それそれ詳しく解説していきます。
①:日本語に非対応
OKXでは、日本語に対応していません。
なので、何か不具合が合った場合、英語で対応しなければならないので、少し不便に感じてしまう人も多いです。
ただし、Google翻訳やDeepLなどの翻訳ソフトを使えば、ある程度日本語に翻訳してくれますので、英語がわからなくても問題ではありません。



僕は、翻訳ソフトを使って頻繁に取引してます🙆♂️
②:日本円入出金ができない
OKXでは、日本円での入出金ができません。
そのため、OKXを利用する際の入金方法は国内取引所から仮想通貨を買ってOKXに送金するという形になります。
送金する際、国内取引所によっては送金手数料がかかる場合があるので注意です。
ですが、ビットフライヤーでXRP(リップル)を購入して送金すると送金手数料が無料なのでおすすめです。
口座開設だけしておくとスムーズに事が進みますよ!!
まとめ


今回はOKXのメリット・デメリットについて解説していきました。
内容のおさらい
- 取り扱い通貨が豊富
- 各種手数料が安い
- 流動性が高く売買しやすい
- ステーキング機能がある
- 定期的にIEOを実施
- 日本語に非対応
- 日本円入出金ができない
OKXは日本人ユーザーが少ないですが、
世界的に見れば多くのユーザーが利用しており、取引量・流動性も世界トップクラスに高い魅力的な取引所であることがわかります。
ただ日本語に対応していないので、英語がわからない方にとっては、少し使いづらさを感じるかもしれません。
ですが、翻訳ツールを使えば今回のデメリットは問題ないですね。
今回を機会にOKXを開設してどんな銘柄があるかだけでも見ておく価値はある取引所ですよ🙆♂️
詳しいOKXの開設手順を知りたい方は、【5分で完了】OKXで口座開設する5つの手順【初心者向け】で解説しています。